2014年2月1日土曜日

飯豊山神社

飯豊山神社は、飯豊連峰の飯豊山南峰にある神社だ。

白雉3(605)年、中国渡来の僧である知道と修験道の開祖である小角が創建したとされる。サイトによっては652年に役小角と唐僧・知道和尚によって開山されたともある。

ご神体は飯豊山そのものであり、主祭神は五社権現。

霊峰・飯豊山は古来から神の山とされる。秋が終わると飯豊山が雪化粧になって、それから冬がくるという感じだ。

540年に坂下町で中国の高僧、青岩が高寺(後の恵隆寺)を起こしているとすれば、その後も中国の僧が会津には沢山きていたという事だろうか。当時は数千の僧が会津にいたとされるから、中国の僧が青岩だけでなく、他にもいたとしても、おかしくはないのかもしれない。

高僧である徳一、空海、行基に起源を求める説や永保年間(1081年から1084年)、後に山伏になった南海、知影の2人の猟師によって開かれたとの説もある。

徳一は、湯川村に勝常寺を807年に開いたとされるし、空海は、熱塩加納村に現在の示現寺を五峰山慈眼寺として、同じ807年に建立したとされている。

会津盆地の平野部からは、北に飯豊連峰、東に磐梯山が見える。若松からだと、磐梯山は北東、喜多方からだと南東か。そういう感じの配置だ。


参考
http://www.aizue.net/index.html
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A3%AF%E8%B1%8A%E5%B1%B1%E7%A5%9E%E7%A4%BE
http://www.raifuku.net/dic/kyoju/ky_051103_01.html
http://www.kitakata-kanko.jp/iidesannomegumi/outline/history.php

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