2014年2月2日日曜日

愛宕神社

若松の東山温泉にある神社。創建は天応元年(781)、会津門田の庄小田の里谷池沼に棲み付いた大蛇が住民に悪さをした為、玉泉(三河国の修験者)が愛宕神社の分霊を勧請したのが始まりとされる。三河国は現在の愛知県。

会津では、775年に坂下町の高寺から出火する事件が起きている。高寺は540年に開かれ数千の僧がいたとされる伝説の寺。

その三年後の778年に西会津町に大山祇神社が創建、翌779年には美里町に薬師寺が出来てる。

そして、三年後に若松に愛宕神社が作られた。愛宕神社は、愛知の修験者が大蛇を退治して建てたようだから、政治的な意図はなさそうだがどうだろう。

ちなみに愛宕神社が出来て2年後の783年は、807年に会津に沢山の大寺院を作る徳一大師が会津に来た年とされる。

愛宕神社が出来た当時の会津には愛知から修験者が訪れていたり、東大寺の僧であったとされる徳一大師が訪れていたということらしい。

そして、愛宕神社が出来てから3年後の784年には会津に流星群が降り注いだという。会津で流星群が降り注いでいだ784年、京では平城京から長岡京に遷都され、794年まで首都となった。

愛宕神社は現在でも信仰をあつめ、直江兼続縁の神社とされ、土方歳三も訪れており、隣りの天寧寺に近藤勇の墓がある。


参考
http://www.aizue.net/index.html
http://kaidou.mitsu-nari.com/fukusima/atago.html
http://aizu.tv/?p=638

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